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たいようのこすいぞくかんオープン!

2022.07.12

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年長組では、おたる水族館遠足に行った後、みんなで見てきた生き物や、調べたことなどを発表しました。

その中で、あるクラスでは「お休みして遠足に行けなかったお友達にも教えてあげたいね」と担任の先生から一言。

すると、”みんなで魚とか見たのを作ればいいんじゃない?”と提案してくれた園児達がいました。

それを聞いて、「いいね!驚かせよ!」と、海の生き物づくりが始まりました。

同じ頃、他のクラスでも「遠足にまた行きたい!」という声から水族館づくりがスタート。

「カメは大きいから折り紙をたくさん使おう!」「エサがあったらいいよね!」など、次々とたくさんのアイデアが浮かんできます。

みんなのお気に入りチンアナゴは、ストローに顔や体の模様を描いたり、ストローの中にモールを入れたりして色を付けました。チンアナゴが住む海の中を作るお友だちとも力を合わせ、チンアナゴのお家ができました。

また、海の中に潜ったように感じる青いレンズの“お手製海中眼鏡”も用意!

年長組だけで盛り上がっていた水族館作りでしたが、完成に近づくと、年少・年中さんのお友だちにも見に来てほしいとの声が上がり、「それなら入場パスポートやポスターが必要だよね!」と作り始める子も出てきました。

館内のどこにどんな生き物がいたか、どのぐらいの高さに設置したら年少さんや年中さんの背の高さでも見やすいのかなどを考え、工夫し、試しながら保育室の中の展示を準備しました。

オープン前日には、幼稚園の色々な場所にポスターが貼られ、“たいようのこすいぞくかん”と名付けられた手作り水族館には、多くのお客さんが訪れました。

遊びに来たお客さんは、手作りのくらげやエイ、ウミガメに会ったり、年長さんによるイルカショーを観たりと、目を輝かせていました。

イルカやトドのショーでは、飼育員さんの服や身に着けていた笛、動物のしぐさや技も本物そっくりに再現していました。

おたる水族館で見た、本物のイルカのトレーナーさんの動きにあこがれを抱いた子ども達は、「こうやって手を上げてた!」など動きを真似していました。

遠足に行くまで、グループでの話し合いを重ね、同じ目的をもって楽しみにしていた子ども達。

残念ながら当日お休みしてしまったお友だちに、“少しでも同じ思い出を共有したい”と始まった手作り水族館作りは、思わぬ展開となり、年少さん、年中さんに対しても“水族館に行った気分”を存分に味合わせてくれました。

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